韓国での乗り継ぎ

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UPDATED · 2026/07/10

TRANSIT IN KOREA

韓国での乗り継ぎ(トランジット)完全ガイド|K-ETA・入国審査・仁川空港の乗継実務

韓国で乗り継ぎ(トランジット)を行う場合K-ETA(ケーイータ)申請は不要です

韓国での乗り継ぎ(トランジット)や乗り換え(トランスファー)にK-ETAは不要です。ただし、トランジットエリア内に留まることが条件となるため、荷物の預け直しやチェックイン手続き等で入国が必要な場合はK-ETAの対象となります。

韓国での乗り継ぎ時にK-ETA(ケーイータ)申請が必要な場合とは

韓国での乗り継ぎ時に、トランジットエリア外にある店舗の利用や荷物を預け直す方は入国審査が必要です。該当する方はわずかな時間でも「韓国への入国」と見なされるため、K-ETAの取得が求められます。

K-ETA(ケーイータ)申請時の注意点

K-ETAは申請手続き完了から結果通知まで最大72時間を要しますが、申請が増加する時期などはそれ以上に時間がかかる場合があります。航空機や船舶の搭乗手続き時にK-ETAの取得が確認できない方は、搭乗拒否の対象となりますのでご注意ください。

K-ETA申請の際は以下の3点をご用意ください

  • 期限が有効でICチップ搭載のパスポート
  • スムーズな送受信が可能なメールアドレス
  • 決済に使用するクレジットカード(申請者名義でなくても可)

幼児や未成年者のK-ETA(ケーイータ)申請

2023年7月3日より、17歳以下と65歳以上を対象にK-ETAの取得義務が撤廃されました。当該の方はパスポートのみで渡航が認められますが、入国カードの提出が不要になるなどK-ETA申請による特典を希望する際は任意で申請可能です。申請料の決済に使用するクレジットカードは申請者以外の名義でも審査に影響はありませんが、保護者等が代理で手続きを行う場合を含め申請者本人のパスポート情報が必要です。

トランジットの2つのパターン(入国審査あり/なし)

仁川国際空港は東アジアのハブ空港として、年間数千万人の乗り継ぎ旅客が利用しています。仁川空港でのトランジットには2つのパターンがあり、それぞれ最低必要時間や過ごし方が異なります。

入国審査あり(一時入国)入国審査なし(制限区域内)
韓国への入国する(一時入国)しない(制限区域内で待機)
空港外に出られるかはい(市内観光も可能)いいえ(制限区域内のみ)
最低必要な乗継時間5時間以上を推奨70〜120分
K-ETAの要否(2026年12月31日まで)不要(免除期間中)不要
K-ETAの要否(2027年以降)必要不要

案内表示は日本語にも対応しており、初めての方でも安心して利用できます。詳細な実務手順は次の「仁川国際空港での乗継実務」節で解説します。

トランジット / トランスファー / ストップオーバー(レイオーバー)の違い

乗り継ぎや乗り換えにはトランジット、トランスファー、ストップオーバー(レイオーバー)が存在します。頻繁に海外へ渡航する方には馴染み深い言葉ですが、明確な違いがあるため事前に把握しておきましょう。

トランジット(transit)とは

トランジットとは「乗り継ぎ」を指し、航空機や船舶に目的地までの燃料や食糧を補給し再び同一機体で目的地へ出発するための準備を意味します。海外便のトランジットは1〜2時間ほどの停留が多く、乗客は機内または船内での待機やターミナル内のトランジットルームへ案内されます。なお、トランジットの間に機内や船内の清掃が行われる場合があるため、座席から離れる際はパスポートと貴重品を携行し足元やシートポケットの荷物は頭上の荷物棚へ入れましょう。

トランスファー(transfer)とは

トランスファーは「乗り換え」を指します。同一の航空機や船舶に燃料や食糧の補給を行うトランジットに対し、トランスファーは補給が完了している新たな機体(船体)への乗り換えを意味します。「乗り換え」を含めトランジットと総称されることがありますが、トランスファーの場合はすべての手荷物を持って移動する必要があるため注意が必要です。また、時間帯や空港によりターミナル間の移動および新たな搭乗券の発行が求められる場合があります。

ストップオーバー(stopover)、レイオーバー(layover)とは

ストップオーバーは「経由地で24時間以上の滞在」または「日付をまたぐ滞在」を指します。アメリカ英語に則し“レイオーバー”、日付をまたぐ24時間以内の滞在では“トランジット”と呼称されることがありますので注意が必要です。基本的に乗り継ぎ国への入国手続きと荷物の受け取りが求められますので、渡航前にビザや電子渡航認証など入国条件をご確認ください。

仁川国際空港での乗継実務(実務手順)

仁川国際空港での乗り継ぎ手順を、到着後の実務ベースで解説します。第1ターミナル・第2ターミナル・搭乗棟の3か所に分かれる搭乗場所や、ターミナル間の移動手段を含めて、初めての方でも迷わない実務ガイドです。

1. 到着後の電光掲示板でゲート確認

仁川国際空港に到着後、まず電光掲示板で乗継便のゲート番号と出発時刻の確認を行ってください。出発した空港で発券される乗継便の搭乗券にはゲート番号が記載されていないため、ご自身で確認する必要があります。次のフライトまで待ち時間があった場合には、第1ターミナルと第2ターミナル間の移動時間を考慮したうえで行動しましょう。

2. ゲート番号表(T1 / 搭乗棟 / T2)

搭乗場所は第1ターミナル、搭乗棟、第2ターミナルの3か所に分かれ、それぞれ下記のようにゲート番号が振られています。

搭乗場所ゲート番号主な航空会社
第1ターミナル(T1)1番〜50番アシアナ航空、ユナイテッド航空、Peach、ANA、JAL、Zip Airなど
搭乗棟(コンコースA)101番〜132番エアソウル、チェジュ航空など
第2ターミナル(T2)230番〜270番大韓航空、デルタ航空、エールフランス、KLMなど

3. ターミナル間の移動(シャトルトレイン/無料バス)

出発ゲート番号を確認した後は、緑色の乗り継ぎ標識に沿って次に乗る航空便の出発ゲートを目指してください。第1ターミナル、第2ターミナル、搭乗棟間を移動する場合は、地下1階にあるシャトルトレインに乗車する必要があります。

シャトルトレインは5分間隔で運行し、一度乗車すると戻れないため注意が必要です。各ターミナル区間の移動にはおよそ5〜8分かかります。搭乗棟での乗り継ぎには搭乗券を提示する必要があり、行先が間違っている場合は乗車できません。また、仁川国際空港では第1ターミナルと第2ターミナル間を循環する無料バスも走行しているため、そちらも利用できます。ターミナル別詳細は仁川国際空港 第1・第2ターミナルの違いもご参照ください。

4. セキュリティチェック

順路に沿って進み、保安検査場でセキュリティチェック(荷物検査)を受けます。検査ではパスポートと乗り継ぎ便の搭乗券が必要ですが、航空券を持っていない場合はeチケットを提示してください。

液体類の機内持ち込みは不可ですが、100mL以下の容器を1L以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れて密封する場合にのみ持ち込むことが可能です。また、免税店での購入品は「液体類免税品専用袋」に入れることで機内へ持ち込めます。

セキュリティチェックを済ませた後は、搭乗時間を待つだけです。なお、同じターミナル内での乗り継ぎであれば移動する必要はないため、先にセキュリティチェックを受けることになります。荷物の詳細ルールは機内持込・受託手荷物ルールをご確認ください。

韓国の入国手続き

外国籍の方が韓国へ入国する際は下記の提出が求められます。

韓国へ向かう航空機内で配布されますので、入国審査をスムーズに行うため機内で記入を済ませましょう。入国カード・税関申告書の項目を事前に確認し、回答の準備をお勧めします。なお、健康状態質問書はQ-CODE(検疫情報事前入力)の登録により、提出が不要となります。

入国カード

K-ETAを利用して入国する方は入国カードの提出は不要です。

ビザを利用して入国する方は、機内や船内で配布される同カードへ韓国語または英語での記入が求められます。入国審査をスムーズに行うため項目を事前に確認し、回答を準備しておきましょう。

入国カードの記入項目

  • 姓名
  • 性別
  • 国籍
  • 生年月日
  • 職業
  • 韓国での滞在先住所、電話番号
  • 入国目的
  • 署名

税関申告書

韓国に入国するすべての渡航者は税関申告書の提出が義務付けられます。用紙は機内または船内で配布されますので、迅速な通関のため到着前に回答を済ませましょう。税関申告書は日本語での記入が可能です。家族で入国する場合は、1枚にまとめて回答することができます。

税関申告書の記入項目

  • 姓名
  • 生年月日
  • パスポート番号
  • 滞在日数
  • 出発国
  • 同伴家族の人数(単独の場合は0人)
  • 搭乗機名
  • 電話番号
  • 滞在先の住所
  • 税関申告事項(申告する物品情報)
  • 日付、申告者名、署名

旅行者税関申告モバイルアプリ

仁川国際空港第2ターミナルまたは金浦国際空港から入国する方は、専用アプリ“여행자 세관신고”(旅行者税関申告)による事前の電子税関申告を推奨します。GoogleアプリストアまたはApp Storeからダウンロードし必要情報を登録することで、予想税額が自動計算され二次元コードによる迅速な税関手続きが可能です。

Q-CODE(検疫情報事前入力システム) / 健康状態質問書

過去の渡航歴や現在の健康状態に関する情報の提出が求められます。登録後に発行される二次元コードの提示で入国時の検疫手続きが完了するため、政府はQ-CODE(検疫情報事前入力システム)の利用を呼びかけています。Q-CODEが利用できない方は、入国カードや税関申告書と同時に配布される健康状態質問書での提出が求められます。

よくある質問

トランジットエリア内に留まる場合はK-ETAは不要です。ただし、トランジットエリア外にある店舗の利用や荷物の預け直しなどで入国審査が必要な場合はK-ETAの取得が求められます。

はい、2026年12月31日までのK-ETA免除期間中は、トランジットで入国審査を通る場合でもK-ETAは不要です。パスポートのみで入国できます。

2023年7月3日より、17歳以下と65歳以上の方はK-ETAの取得義務が免除されています。パスポートのみで渡航が認められますが、入国カードの提出不要などの特典を希望する場合は任意で申請可能です。

韓国へ向かう航空機の機内で配布されます。入国審査をスムーズに行うため、機内で記入を済ませておきましょう。なお、K-ETAを取得している方は入国カードの提出は不要です。

入国しない場合(制限区域内で待機)は最低70〜120分。入国する場合(市内観光・入国審査あり)は最低5時間以上を推奨します。

同一航空会社または提携航空会社で通しの航空券の場合は通常自動転送されます。別々の航空券の場合は自分で受け取り再チェックインが必要です。

韓国渡航にはK-ETAの事前申請が必要です

審査には一定の時間がかかります。
渡航の3日前までに申請を済ませましょう。

K-ETA申請をはじめる출발 72시간 전까지 / 出発の72時間前まで

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