韓国入国に必要な書類・申請のイメージ

TOP韓国基本情報韓国入国に必要な書類・申請

UPDATED · 2026/06/12

KOREA ENTRY DOCUMENTS SUMMARY

韓国入国に必要な書類・申請の総まとめ|K-ETA / e-Arrival / Q-CODE 横断ガイド

韓国入国関連書類の概要

韓国に入国する際には、複数の電子申請・書類が関連します。代表的なものは、K-ETA(電子渡航認証)、e-Arrival Card(電子入国カード)、Q-CODE(検疫情報)、税関申告書(旅行者携帯品申告)です。それぞれ目的・対象者・申請タイミング・料金が異なり、混同しやすいため、本ページではこれらを横断的に整理して全体像を把握できるようにまとめました。

結論として、現在の日本人短期渡航者(観光・短期商用)は、K-ETAは一時免除期間中で取得不要、e-Arrival Cardは申請推奨(紙の入国カードでの代替も可能)、Q-CODEは申告推奨(健康状態によっては任意化方向)、税関申告は申告対象品所持者のみ必須、という整理になります。最新情報は必ず各公式サイトを確認してください。

K-ETA(電子渡航認証)

K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)は、ビザなしで韓国に入国できる国の旅行者に求められる電子渡航認証システムです。韓国法務部出入国・外国人政策本部が運営しています。

  • 目的:渡航前の身分確認・入国適格性の事前審査。
  • 対象:ビザ免除対象国の国民(本来日本人含む)。ただし日本国籍は2026年12月31日まで一時免除中
  • 申請タイミング:渡航72時間前まで。通常数十分-数時間で審査完了。
  • 有効期限:取得から3年間(パスポート有効期限内)。複数回入国可。
  • 料金:10,000ウォン(税・手数料込み、別途決済手数料あり)。
  • 公式サイト:www.k-eta.go.kr

詳しくはK-ETAとは申請フロー手数料のページをご参照ください。一時免除の対象期間・対象国はK-ETA公式サイトでご確認ください。

e-Arrival Card(電子入国カード)

e-Arrival Card(電子入国カード)は、従来の紙の入国カードを電子化した申請です。韓国法務部出入国・外国人政策本部が運営しています。

  • 目的:入国者の基本情報(氏名・国籍・滞在先・連絡先・渡航目的等)の事前申告。
  • 対象:全ての外国人入国者(K-ETA保有者も推奨)。
  • 申請タイミング:入国予定日の3日前から申請可能。
  • 有効期限:申請1回ごとに該当する入国にのみ有効(再入国時は再申請)。
  • 料金:無料。
  • 公式サイト:e-arrivalcard.go.kr

詳しくはe-Arrival Card(電子入国申告書)の登録方法のページをご参照ください。紙の入国カードでの代替は引き続き可能ですが、入国審査時の処理が早くなるため電子申告がおすすめです。

Q-CODE(検疫情報)

Q-CODE(Quarantine Code)は、韓国の検疫所(疾病管理庁 KDCA)が運営する検疫情報の電子申告システムです。健康状態・直近の渡航歴・連絡先などを申告し、QRコードを発行します。

  • 目的:検疫所での渡航歴・健康状態の確認。
  • 対象:全ての韓国入国者(現状)。
  • 申請タイミング:入国前24-72時間以内。
  • 有効期限:申請1回ごとに該当する入国のみ。
  • 料金:無料。
  • 公式サイト:cov19ent.kdca.go.kr

詳しくはQ-CODE(検疫情報事前入力システム)の登録方法のページをご参照ください。健康状態に問題がない一般渡航者については任意化される方向の発表もあるため、最新情報をご確認ください。

入国カード・税関申告書

e-Arrival Cardが導入された後も、紙の入国カードと税関申告書は並行運用されています。

  • 入国カード(紙):機内で配布。e-Arrival Cardを申請済みなら提出不要。記入は基本情報(氏名・国籍・パスポート番号・滞在先・連絡先・渡航目的)。2026年以降廃止予定の情報あり、最新状況をご確認ください。
  • 税関申告書(旅行者携帯品申告書):免税範囲内かつ申告対象品(現金10,000米ドル超等)を所持していなければ提出は任意。アプリ申告(Korea Customs Service)も可能。詳細は韓国の税関申告ガイドを参照。
  • 動植物検疫申告書:畜産物・果物・植物・種子等を所持する場合は別途検疫申告が必要。韓国への持込制限・禁止品リストを参照。

4書類の比較表(目的・対象・期限・料金)

申請目的対象者申請タイミング有効期限料金
K-ETA渡航前認証ビザ免除対象国(現在日本は免除中)渡航72時間前まで3年(複数回)10,000ウォン
e-Arrival Card入国情報申告全外国人入国3日前から1回入国分無料
Q-CODE検疫申告全入国者入国24-72時間前1回入国分無料
税関申告書通関手続申告対象品所持者到着時1回入国分無料

※最新情報は各公式サイトで必ずご確認ください。料金・タイミング・対象は政策変更で変動する場合があります。

各申請の相互関係と推奨タイミング

4つの申請を整理すると、申請タイミングと相互関係は次のとおりです。

  • 渡航1週間-2週間前:K-ETA(対象者・取得任意)
  • 渡航3日前:e-Arrival Card(申請推奨)
  • 渡航1-3日前:Q-CODE(申請推奨)
  • 到着時:税関申告書(申告対象品所持者のみ)

これらを時系列で整理した「やることロードマップ」は韓国渡航 1ヶ月前〜当日のやることロードマップのページで詳しく解説しています。各申請を漏れなく済ませることで、入国時の手続きをスムーズに進められます。準備の総まとめは渡航前チェックリストもご活用ください。

渡航当日の出入国手続き時系列フロー

ここまでは渡航前に済ませる申請を整理しました。ここからは渡航当日、空港でどの順に手続きが進むかを時系列で解説します。事前に取得したQRコードや書類を、どの場面で提示するのかが分かります。

なお、海外旅行保険への加入や外務省「たびレジ」の登録など、渡航前に備えておきたい項目は緊急時・トラブル対応の準備で解説しています。渡航当日までの全体的な段取りは渡航準備の時系列ロードマップもあわせてご覧ください。

韓国到着後の手続き(入国審査・荷物受取・税関申告)

韓国到着後は入国審査 → 荷物の受取 → 税関申告の順に進みます。まず案内に従って入国審査場へ移動し、外国人用の待機列に並んでください。速やかに必要書類を提示できるよう、待機中に準備しましょう。審査では入国目的や滞在先などの確認が行われます。パスポートと入国カードまたはe-Arrival CardのQRコードを提示し、簡潔かつ正確に回答してください。e-Arrival Cardの事前申告を行っていない方は、あらかじめ機内または入国審査場で入国カードを記入しましょう。また、17歳以上のすべての外国人を対象に、顔写真の撮影および指紋採取が実施されます。

審査官の質問に回答した後は、手荷物受取所で預けた荷物をピックアップしてください。手荷物が破損・紛失した場合は、航空会社のスタッフに手荷物預かり証を提示し申告しましょう。最後に必要に応じて税関申告を行い、入国手続きは完了です。

税関申告

2023年5月1日より、韓国入国時の税関申告書の提出は任意となりました。申告を行わない方は、税関検査場で「税関申告なし(Nothing to Declare)」と記載されたレーンを通過してください。ただし、免税範囲の800ドルを超える物品、1万ドルを超える外貨、ハムや果物類など検疫が必要な物品を持ち込む方は申告が必要です。

仁川国際空港第2ターミナルまたは金浦国際空港から入国する場合は、専用アプリ"여행자 세관신고(Korea Customs Service)"を利用して申告できます。アプリを利用する際は、申告者情報と申告品の登録を行い、発行されるQRコードを電子申告端末にスキャンしてください。家族やグループで入国する場合は、代表者1人がまとめて申告を行えます。

専用アプリ"여행자 세관신고(Korea Customs Service)":App StoreGoogle Play
公式ウェブサイト:韓国税関庁

税関申告書の詳しい記入方法は韓国入国時の税関申告ガイドで解説しています。

韓国出国時の手続き

韓国から出国する際は、チェックイン完了後に出国ロビーで手荷物検査 → 税関申告 → 出国審査を受けてください。各種審査や手続きの所要時間は、チェックインを含めて10分程度です。

1. 手荷物検査(税関申告を含む)
本人確認のため係員にパスポートと搭乗券を提示し、出国ロビーへ入場します。税関申告対象物を所持している方は、入場後に申告を行ってください。申告後にすべての手荷物をバスケットに入れ、手荷物検査を受けます。なお、液体物や危険物の持ち込みは制限されているため事前に確認しましょう。

2. 出国審査
外国人用の出国審査窓口の待機列に並び、審査官にパスポートと搭乗券を提示してください。パスポートに証印を受け、出国審査は完了です。

仁川国際空港では外国人も出国審査自動ゲートの利用が可能となりました。韓国での短期滞在を目的として、入国時に顔写真と指紋認証を行った17歳以上の渡航者が利用できます。

持ち込み制限については機内持込・預け荷物ルールもあわせてご確認ください。

日本帰国時の手続き

日本へ帰国する際は、各空港で検疫 → 入国審査 → 荷物受取 → 動植物検疫 → 税関検査の手続きが行われます。Arrival(到着)の標識に従って、入国審査場へ向かいましょう。

1. 検疫
機内で配布される「健康に関する質問票」の必要事項を記入のうえ、検疫カウンターに提出してください。日本へ入国・帰国するすべての渡航者に対して、サーモグラフィ等を用いて発熱の有無の検査が行われます。

2. 入国審査(顔認証ゲート)
国内の主要空港では顔認証ゲートが設置され、日本人および外国人の出入国手続きの円滑化が進められています。顔認証ゲートでは、パスポートの顔写真ページのスキャンと顔の撮影により本人確認が行われます。問題がない場合は自動でゲートが開くので通過しましょう。なお、ゲートを利用する際はパスポートへの証印は省略されるため、希望する方は係員に申告してください。

3. 荷物受取
手荷物受取所へ進み、ターンテーブルの前で自身の手荷物をピックアップします。手荷物が搬出されるターンテーブルの番号は、案内表示盤で確認できます。

4. 動植物検疫
海外から肉類、果物、植物等を日本に持ち込む際は、輸出国の政府機関が発行した検査証明書を添付し輸入検査を受ける必要があります。万が一、輸入検査を受けずに持ち込んだ場合は罰則または罰金が科されるためご注意ください。検査対象となる動植物は、農林水産省(MAFF)の動物検疫所植物防疫所の公式ウェブサイトより確認できます。

5. 税関検査
海外から日本に入国するすべての方を対象に税関検査が行われます。輸入規制品や免税範囲を超える物品の有無について確認されるため、携帯品・別送品申告書の提出が必要です。係員がいる検査台を利用する場合は、機内で配布された税関申告書に必要事項を記入し提出してください。申告する方は赤の検査台、申告しない方は緑の検査台へ進みましょう。なお、別送品の申告を行う方は携帯品・別送品申告書を2通提出する必要があります。Visit Japan Webを利用する方は電子申告ゲートへ向かい、税関検査場内の電子申告端末でQRコードとパスポートをスキャンすることで申告が完了します。

Visit Japan Webについて

日本に帰国する際は、入国審査や税関申告を事前に行える「Visit Japan Web」の登録が推奨されています。登録後に発行されるQRコードを提示することで各種手続きをスムーズに行えます。入国審査時は入国審査カウンターで、税関申告では電子申告端末または検査台でQRコードを提示してください。

登録には、航空券、残存有効期間が6か月以上のパスポート、メールアドレスが必要です。公式ウェブサイトの新規登録画面からメールアドレスを入力し、アカウントを作成してください。パスポート情報の登録画面では、スマートフォンやタブレットのカメラでパスポートのスキャンが行えます。スキャンによって自動入力されたパスポート情報(パスポート番号、氏名、国籍など)を確認し、連絡先や日本への帰国日を入力してください。最後に検疫(健康状態確認)の質問への回答と、携帯品・別送品申告情報の登録を行い手続きは完了です。

2024年1月25日より、入国審査および税関申告のQRコードが統一されたため同時に手続きを行えます。登録はパソコンでも可能ですが、入国手続時にはスマートフォンまたはタブレットでQRコードを提示する必要があります。

公式ウェブサイト:Visit Japan Web

よくある質問

K-ETAは入国の事前認証(渡航前72時間まで)、e-Arrival Cardは入国カード(入国前3日以内)、Q-CODEは検疫情報の電子申告(入国前24-72時間)、税関申告は通関手続き(到着時)です。それぞれ目的・対象者・タイミング・料金が異なります。

本ページの比較表で全体像を確認できます。

はい、ほとんどの申請はスマートフォン1台で完結できます。各申請は公式サイト(arex.or.kr、e-arrivalcard.go.kr、cov19ent.kdca.go.kr、apps.customs.go.krなど)のWebフォームまたは公式アプリで申請します。

ただし、紙の入国カード・税関申告書を機内で記入する形式も並行運用されているため、ペンを持参するとスムーズです。

異なります。K-ETAは1度の取得で原則3年間有効(複数回入国可能)、e-Arrival Cardは申請1回ごとに該当する1度の入国にのみ有効です。

Q-CODEも入国1回ごとの申請です。それぞれの有効期間・対象範囲を混同しないよう注意しましょう。

2026年12月31日まで日本国籍の方はK-ETA申請が免除されています(90日以内の短期観光・商用に限る)。免除期間の詳細・任意申請のメリットは「K-ETA免除はいつまで?」ページ、2027年以降の準備は「2027年からK-ETAは再び必要に?」ページをご確認ください。

免除中であっても、K-ETA取得済みなら入国カード(e-Arrival含む)の一部が省略できる可能性があるため、取得しておく価値はあります。

Q-CODEは検疫所の電子申告システムで、健康状態に問題がなくても申告が推奨されています。ただし2025年後半以降、健康状態に問題がない一般渡航者についてはQ-CODE申請を任意化する方針が示されているケースもあり、最新情報は韓国疾病管理庁(KDCA)公式サイト(cov19ent.kdca.go.kr)でご確認ください。

免税範囲内かつ申告対象品(現金10,000米ドル超等)を所持していなければ、紙の申告書提出は任意です。詳しくは「韓国入国時の税関申告ガイド」のページをご参照ください。

アプリでの電子申告も可能で、家族で代表者1名がまとめて申告できます。

e-Arrival Card未申請の場合は到着時に紙の入国カードで対応可能、Q-CODE未申請の場合も検疫カウンターでの紙申告で対応可能なケースが多いですが、対応に時間がかかり混雑時の入国遅延の原因になります。

K-ETAは未申請(対象者の場合)だと搭乗段階で航空会社に止められる可能性があるため、出発前の確認が重要です。

韓国渡航にはK-ETAの事前申請が必要です

審査には一定の時間がかかります。
渡航の3日前までに申請を済ませましょう。

K-ETA申請をはじめる출발 72시간 전까지 / 出発の72時間前まで

K-ETA申請・韓国電子渡航認証TOPに戻る