国際線の機内持込・預け荷物のイメージ

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UPDATED · 2026/06/12

INTERNATIONAL BAGGAGE RULES

韓国行きフライトの機内持込・預け荷物ルール|液体物・モバイルバッテリー・電子機器

機内持込手荷物の基本ルール

機内持込手荷物(Carry-on Baggage / Hand Baggage)とは、座席の上の収納棚または前の座席下に収納できる小型の手荷物のことを指します。受託手荷物と異なり、貴重品・電子機器・薬・予備バッテリー・モバイルバッテリーなどは原則として機内持込にする必要があります。IATA(国際航空運送協会)が業界標準のガイドラインを示していますが、最終的な制限は各航空会社が独自に設定します。

サイズ・重量・個数の目安

日本-韓国間を運航する主要航空会社の機内持込手荷物の一般的な目安は次のとおりです。LCCではより厳しい設定があるため、必ず利用航空会社の最新規定をご確認ください。

区分サイズの目安重量の目安個数
フルサービスキャリア3辺合計115cm以内(55×40×25cm目安)10kg前後手荷物1個+身の回り品1個
LCC(エコノミー)3辺合計115cm以内が一般的7~10kg(会社により異なる)手荷物1個+身の回り品1個

各社別の具体的な数値は航空会社別 日本-韓国便の手荷物ルールのページで比較表として整理しています。サイズチェッカーに収まらない場合は搭乗ゲートで受託手荷物への振替となり、超過料金が発生する場合があります。

受託手荷物(預け荷物)の基本ルール

受託手荷物(Checked Baggage)は、チェックインカウンターまたは自動チェックイン機で預け、目的地で受け取る荷物です。日本-韓国路線の一般的な無料受託手荷物枠は次のとおりです。

  • フルサービスキャリア(ANA / JAL / 大韓航空 / アシアナ航空):エコノミーで23kg×1~2個、ビジネス・ファーストでは32kg×2~3個まで無料というケースが多い
  • LCC(チェジュ航空 / Tway / エアプサン / Peach / Zip Air):受託手荷物は有料が基本。事前購入で15~20kg枠を追加するのが一般的
  • 1個あたりのサイズ:3辺合計158cm以内が国際的な標準

韓国到着後の手荷物受取・税関の流れについては韓国渡航準備と入出国のページで詳しく解説しています。預け荷物の中に入れてはいけない品目(モバイルバッテリー・喫煙具のオイル・電子たばこ等)については本ページ後半で扱います。

液体物(100mL容器・1Lジッパー袋)

国際線では2006年以降、テロ対策として液体物の機内持込が厳しく制限されています。日本-韓国便でも同様のルールが適用されます。「100mL以下の容器に入れ、容量1L以下の透明ジッパー付き袋(おおむね20×20cm)にまとめる、1人につき1袋まで」が基本ルールです。

液体物の対象例

水・ジュース・アルコール飲料、シャンプー・コンディショナー、化粧水・乳液・クリーム、歯磨き粉、ヨーグルト・ゼリー状の食品、ヘアジェル、マスカラ、リップグロス、香水、消毒用アルコールジェルなど。

容器の表示容量が100mLを超える場合は、中身が少量でも持込不可となるケースが大半です。100mLを超える液体物は受託手荷物に入れる必要があります。なお、機内持込の保安検査時にはジッパー袋を取り出してトレイに別途置く必要があります。

例外として、医薬品・乳幼児用ミルク・特別な食事制限の食品は申告のうえ必要量を持ち込めます。出国検査場の免税店で購入した液体物はSTEBs(Security Tamper-Evident Bags)で密封されていれば乗継時も持込可能です。

モバイルバッテリー・リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は発火事故のリスクから、IATAおよびICAO(国際民間航空機関)のガイドラインに基づき、世界共通の容量制限と運搬ルールが設けられています。違反は重大な航空保安事案となるため、必ず事前確認が必要です。

100Wh/160Whの境界線

容量機内持込預け荷物備考
100Wh以下個数制限なし機器内蔵のみ可・予備バッテリーは不可一般的なスマホ用モバイルバッテリーが該当
100Wh超 160Wh以下事前承認のうえ2個まで不可大容量モバイルバッテリー・プロ用カメラ用
160Wh超不可不可持ち込めません

Wh(ワット時)の表示がなく「mAh」表示しかない場合は、Wh = mAh × 電圧(通常3.7V) / 1000で換算します。例:20,000mAhのモバイルバッテリー = 20,000 × 3.7 / 1000 = 74Wh となり100Wh以下に該当します。

大事なポイント

モバイルバッテリー・予備リチウムイオン電池は受託手荷物には絶対に入れないでください。端子部分はテープで絶縁するか、専用ケースに入れて短絡を防止します。表示が剥がれて容量不明のものは持込不可となります。

機内持込禁止品(刃物・スプレー類)

保安検査で発見されると放棄処分または受託手荷物への振替となる代表的な機内持込禁止品は次のとおりです。

  • 刃物類:ハサミ(刃渡り6cm以上)、カッター、ナイフ、フルーツナイフ、十徳ナイフ、安全カミソリの替刃、彫刻刀、はんだごて等
  • 工具類:ドライバー(7cm超)、レンチ、ペンチ、バールなど
  • スポーツ用品:バット、ゴルフクラブ、ビリヤードキュー、登山用ピッケル、ダーツの矢など
  • スプレー類:催涙スプレー(全面禁止)、可燃性ガス、ライターオイル、塗料スプレー
  • 引火性・爆発物:花火、発煙筒、クラッカー、マッチ(安全マッチ以外)
  • 液体物制限を超える容器:100mL超のドリンク、化粧品など

ヘアスプレー・制汗剤などの一部スプレーは、容器あたり500mL以下・1人合計2L以下を上限に受託手荷物にのみ入れることができます。電子たばこ本体は機内持込のみ可能で、預け荷物には入れられません。

電子機器(ノートPC・カメラ・ドローン)

個人使用範囲の電子機器は基本的に台数制限なく機内持込可能ですが、保安検査時にはノートPC・大型タブレット(13インチ以上)は別トレイに出して検査を受けます。リチウム電池を内蔵した機器(スマホ、ノートPC、ワイヤレスイヤホン、デジタルカメラ、ジンバル、ヘッドホン等)はすべて機内持込が推奨されます。

ドローンは本体・コントローラー・バッテリーをそれぞれ機内持込にし、バッテリー容量が100Whを超える場合は航空会社への事前申告が必要です。韓国国内でのドローン飛行は韓国国土交通部のドローンワンストップサービスでの飛行申請が必要なエリア・機体重量が定められているため、利用予定の方は事前に確認しましょう。

カメラ用予備バッテリー(プロ用の100Wh超のもの)は事前承認制で2個まで、それ以下は個数制限なしで持込可能です。三脚・自撮り棒は機内に持ち込める長さ(伸縮時で65cm程度を目安)であれば持込可ですが、航空会社により判断が異なるため大型のものは受託扱いになります。

楽器・スポーツ用品の扱い

楽器やスポーツ用品は通常の手荷物枠とは別ルールが適用されます。

  • 小型楽器(ウクレレ・小型ギター):機内持込サイズ内に収まれば手荷物として持込可
  • 大型楽器(チェロ・コントラバス):座席を購入する「Cabin Seat Baggage(CBBG)」サービスで機内座席に固定
  • ゴルフバッグ:受託手荷物扱い。多くの航空会社で23kg以内であれば無料枠内、超過時は超過料金
  • スキー・スノーボード:受託手荷物扱い。ハードケースでの預け入れが推奨
  • サーフボード:長さ・本数により追加料金が必要なケースがある
  • 自転車:輪行袋または専用ケースに入れ、タイヤの空気を抜いて受託手荷物として預ける

これらのスペシャル手荷物は事前予約制となっている航空会社が多いため、出発の48時間前までに各社へ連絡しておきましょう。航空会社別の具体的なルールは航空会社別 日本-韓国便の手荷物ルールのページで比較できます。あわせて韓国の税関申告ガイドもご確認ください。

よくある質問

多くの航空会社で3辺合計115cm(目安としておおむね55×40×25cm)以内、重量10kg程度が一般的な基準です。ただしLCCでは7kgなど厳しい設定の会社もあるため、利用航空会社の最新規定を必ず確認してください。

サイズオーバーの場合は搭乗ゲートで受託手荷物に振り替えとなり、追加料金が発生する場合があります。

国際線では液体物・ジェル・エアゾール類を機内に持ち込む場合、1容器あたり100mL以下の容器に入れ、容量1L以下の透明な再封可能ジッパー付き袋(縦横合計40cm程度、おおむね20×20cm)に収め、保安検査で別途提示する必要があります。

ジッパー袋は1人につき1袋までです。100mL未満であっても、容器自体の容量表示が100mLを超える場合は持込不可となるケースがあります。

モバイルバッテリー・リチウムイオン電池は機内持込のみ可能で、預け荷物には入れられません(IATA・ICAO規則)。容量別の目安は、100Wh以下が制限なし、100Wh超160Wh以下は航空会社の事前承認のうえ2個まで、160Wh超は持込・預け不可となります。

個人使用範囲であれば台数制限はありませんが、保安検査ではノートPC・大型タブレットを別トレイに出して検査を受ける必要があります。リチウム電池内蔵機器は機内持込が原則で、予備バッテリーは100Wh以下に限り端子を絶縁したうえで機内持込してください。

刃物類(ハサミ・ナイフ・カッター)、催涙スプレー、可燃性のヘアスプレー、花火、発煙筒などは機内持込不可です。ヘアスプレー・制汗剤など一部の化粧品スプレーは容器あたり500mL以下、1人合計2L以下を上限に受託手荷物に入れることができます。

ギター等の小型楽器は機内サイズに収まれば持込可能、サイズオーバーや高価な楽器は座席を購入する「楽器席」での持込、または受託手荷物として航空会社にスペシャル手荷物の事前申告を行います。ゴルフバッグ・スキー板等は受託手荷物扱いで、航空会社により無料枠内か追加料金かが異なります。

ドローン本体は機内持込可能ですが、リチウムイオン電池の容量制限が適用されます。韓国国内でのドローン飛行には事前に韓国国土交通部への申請が必要な場合があるため、運用面でのルールも事前確認が必須です。

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