
UPDATED · 2026/06/12
金浦国際空港 アクセス・ターミナル・施設ガイド|韓国国内線と日本便の利用方法
金浦国際空港(GMP)の概要
金浦国際空港(Gimpo International Airport, IATA:GMP)は、ソウル特別市江西区にある都心型空港です。1958年に開港した韓国最古の国際空港の一つで、2001年の仁川国際空港の開港までは韓国の国際線ハブ機能を担っていました。現在は国内線が中心ですが、日本・台湾・中国の近距離国際線も多数発着しており、ソウル中心部から地下鉄や空港鉄道で約20-30分でアクセスできる利便性の高さが特徴です。
本ページでは、日本から金浦国際空港を利用する旅行者を主な対象に、ソウル中心部からのアクセス、国際線・国内線ターミナルの違い、日本路線の発着情報、空港内施設、仁川との使い分けについて整理しました。最新の運航情報は金浦国際空港公式サイト(gimpo.airport.co.kr)をご確認ください。
ソウル中心部からのアクセス
地下鉄5号線・9号線・空港鉄道AREX
金浦国際空港は3路線(地下鉄5号線・9号線・空港鉄道AREX)が乗り入れる交通の要所です。乗り入れ駅は「金浦空港駅(Gimpo Int'l Airport Station)」で、国内線・国際線ターミナルの中間地点に位置します。
| 路線 | 主な接続駅 | 所要時間(目安) |
|---|---|---|
| 空港鉄道AREX(全駅停車) | ソウル駅・弘大入口・孔徳・仁川国際空港 | ソウル駅まで約20分 |
| 地下鉄5号線 | 汝矣島・光化門・東大門歴史文化公園・天空 | 光化門まで約35分 |
| 地下鉄9号線 | 汝矣島・高速ターミナル・新論峴・宣陵 | 江南エリアまで約30-35分 |
ソウル駅・明洞・東大門方面は空港鉄道AREXまたは地下鉄5号線、江南方面は地下鉄9号線(急行)が便利です。最新の所要時間・運賃は各鉄道公式サイトをご確認ください。
リムジンバス・タクシー
金浦国際空港からはソウル市内の主要ホテル・地下鉄駅を結ぶリムジンバスも運行しています。地下鉄駅から徒歩アクセスしにくい宿泊先や、大荷物を持っての移動時に便利です。運賃は7,000-10,000ウォン前後が目安です。
タクシーは一般タクシーで明洞まで約25,000-35,000ウォン、所要時間約30-50分(道路状況による)が目安です。深夜時間帯はKakaoTやUberなどの配車アプリも利用できます。詳しい交通アプリは韓国旅行の通信準備もご参照ください。
国際線・国内線ターミナルの違い
金浦国際空港は国際線ターミナル(International Terminal)と国内線ターミナル(Domestic Terminal)の2つに分かれており、間隔は徒歩約5-10分または無料連絡シャトルバスで移動できます。
国際線ターミナル
日本・台湾・中国などの近距離国際線が発着します。大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・Tway航空・エアプサンなどの韓国系航空会社のほか、ANA・JAL・チャイナエアラインなど海外航空会社も発着しています。施設規模は仁川国際空港よりも小さいですが、コンパクトで動線が短く、出国手続きから搭乗までの時間が短く済むのが魅力です。
国内線ターミナル
済州島・釜山・大邱・光州など韓国国内の主要都市を結ぶ国内線専用ターミナルです。地方都市への乗り継ぎや韓国国内旅行を組み合わせた行程で利用されます。出発の40-50分前のチェックインで間に合うことが多く、運営がスピーディです。
国際線で到着後に済州島など国内線へ乗り継ぐ場合は、入国審査・税関を通過した後、国内線ターミナルへ徒歩またはシャトルバスで移動し、改めてチェックインを行います。乗り継ぎ時間は最低でも2時間以上を確保するのが安全です。
日本路線の発着情報
金浦国際空港から日本への定期便は主に以下の路線が運航されています。
- 東京(羽田 HND):大韓航空・アシアナ航空・ANA・JALが運航。所要時間約2時間半。出張・観光・週末旅行に人気。
- 大阪(関西 KIX):大韓航空・アシアナ航空などが運航。所要時間約1時間半。
- 札幌(新千歳 CTS):大韓航空・チェジュ航空などが運航。所要時間約3時間。冬季の人気路線。
季節・ダイヤ改正で運航本数・便数が変動するため、最新の運航スケジュールは各航空会社公式サイトおよび金浦空港公式サイトでご確認ください。日韓路線の全体像は日本⇔韓国 主要就航路線まとめのページもご参照ください。
空港施設(両替・SIM・コインロッカー)
金浦国際空港は仁川と比べてコンパクトながら、旅行者に必要な施設は一通り揃っています。
- 両替所:国際線ターミナルにKEB Hana Bank、Woori Bank等の銀行両替カウンターが営業しています。
- 通信会社カウンター:KT・SK Telecom・LG U+のSIMカード・eSIM・レンタルWi-Fiルーターの受け取りが可能。仁川と同様、事前オンライン予約が便利です。
- コインロッカー:国際線・国内線ターミナルにサイズ別ロッカー(2,000-8,000ウォン程度)が設置されています。
- 授乳室・キッズコーナー:両ターミナルとも家族向け施設を整備。
- 飲食店・コンビニ:24時間営業のコンビニ(GS25、CU)や韓国料理店、カフェチェーンが入居。
- 医療センター:緊急時に対応する医療施設あり。
仁川との使い分け・観光連携
金浦国際空港と仁川国際空港の使い分けは、行き先・時間・予算の3点で判断するのがおすすめです。
| 条件 | 仁川がおすすめ | 金浦がおすすめ |
|---|---|---|
| 日本以外の国際線 | ○ | × |
| ソウル都心部までの移動時間短縮 | × | ○ |
| 東京/大阪/札幌からの近距離日本路線 | ○ | ○ |
| 済州島・国内線への乗継 | △ | ◎ |
| 免税店・ラウンジ等空港エンタメ重視 | ◎ | △ |
金浦空港は地下鉄9号線で汝矣島(漢江公園)・高速ターミナル(高速バスで地方へ)へ短時間でアクセスでき、観光と組み合わせやすい立地です。汝矣島は4月の桜まつりや夏のハンガン公園が有名で、空港利用とセットで観光プランに組み込めます。詳しい韓国観光情報は韓国観光公社公式サイトもご参照ください。入国手続きの全体的な流れは韓国渡航準備と入出国のページもあわせてご確認ください。
よくある質問
金浦国際空港(GMP)はソウル市内に位置し、地下鉄でアクセスしやすい都心型空港です。国内線が中心ですが、近距離国際線(日本・台湾・中国)も発着しています。仁川国際空港(ICN)はソウルから西へ約50km離れた永宗島にあり、世界各地への長距離国際線が発着するハブ空港です。
国際線の選択肢は仁川の方が圧倒的に多いですが、ソウル中心部からのアクセス時間と利便性は金浦が優位です。日本便利用者で時間を有効活用したい場合は金浦発着便を選ぶのもおすすめです。
金浦国際空港から日本への定期便は、羽田空港(東京)・関西国際空港(大阪)・新千歳空港(札幌)の3路線が中心です。とくに羽田-金浦線は大韓航空、アシアナ航空、ANA、JALなどが運航しており、所要時間約2時間半でビジネス・観光ともに人気の高い路線です。
最新の運航スケジュールは各航空会社公式サイトをご確認ください。季節やダイヤ改正で運航本数が変動する場合があります。
空港鉄道AREX(全駅停車)を利用すると、金浦空港駅からソウル駅まで約20分で到着します。直通列車は金浦空港駅には停車しないため、全駅停車を利用してください。
地下鉄9号線(急行)を利用してもソウル中心部の各駅にアクセスでき、江南方面に行く場合は便利です。
国際線ターミナルと国内線ターミナルは別棟ですが、徒歩約5-10分または無料連絡シャトルバスで簡単に移動できます。地下鉄駅は両ターミナルの中間に位置し、どちらにも徒歩でアクセス可能です。
国際線到着後に国内線(済州島行きなど)に乗り継ぐ場合でも、案内表示に従って移動すれば迷うことはほぼありません。
金浦空港の国際線・国内線ターミナルにはコインロッカーが設置されています。料金はサイズによって異なり、小型2,000-3,000ウォン、大型6,000-8,000ウォン程度が目安です。観光途中の一時荷物預けにも利用できます。
繁忙期は満杯になる場合があるため、24時間営業の有人預け入れカウンターを併用するのも選択肢です。
地下鉄9号線(急行)に乗ると、金浦空港駅から江南方面の高速ターミナル駅まで約30分、新論峴駅まで約35分、汝矣島駅まで約15分で到着できます。9号線は東西を一直線に結ぶ路線で、江南エリアのホテル滞在者には非常に便利です。
金浦国際空港の国際線ターミナルには大韓航空ラウンジ・アシアナラウンジなど航空会社系ラウンジがあり、各社の上級会員・ビジネスクラス利用者が利用できます。一般利用が可能なペイドラウンジも一部営業しており、プライオリティパス対象ラウンジもあります。
国内線ターミナルにも有料ラウンジがあり、出張前後の休憩スポットとして利用されています。
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